今日の朝は平地でも雪が積もりました。
10月末の降雪はあまり珍しくありませんが、
こんなにしっかり積もったのにはびっくり。
残念ながら今日のカヌーツアーは中止にしました。
カヌーの上もご覧の通り。
このあとも降り積もっていきました。
お昼を過ぎたら雪もあがって、アスファルトの雪は融けました。
しかし、気温が低く凍結のおそれがあります。
この時期の運転は気を使います。
路肩に車が落ちるのもこの時期。
すでにスタッドレスに替えていますが、慎重に運転します。
清流日本一尻別川。
地元の人にとってかけがえのない自然のひとつです。
それでも、一般的には川を下りながら尻別川の素晴らしい自然に接することってないのでは?
そこで、ぜひ地元の方々にも川からみた尻別川の魅力を知っていただきたい。
また、できればご自分たちで川下りができるスキルを身につけ、
素晴らしいカヌーの世界に引き込まれていただきたい。
という思いでカヌー入門を企画しました。
本日、集まっていただいた方は地元で観光に関するお仕事をされてる方がほとんどです。
これを機会に、カヌーや尻別川の魅力を再発見していただいたら幸いです。
カヌーの知識、安全に川下りを楽しむノウハウを中心に、まずは室内で講習しました。
川の流れのないところで、実際にカヌーに乗り込み基礎的なストロークの練習を行いました。
午後は全員でカヌーツーリング。みなさん上手です。
今回は、単なるツアーではなく、川と親しむ手段としてのカヌーをご紹介しました。
最近少なくなった、カヌーイストの仲間になってもらえればとてもうれしいです。
みなさんはJSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)というものをご存知でしょうか?
安全で楽しいカヌー活動を普及するために作られた全国組織です。
今回、このJSCAの公認指導員検定を受験してきました。
会場はカヌー国体の町、南富良野金山湖です。
全国から15名近いカヌー関係者が集まりました。
受験生はシーカヤック2名、リバーカヤック1名、カナディアンカヌー6名です。
全員が現役バリバリのカヌーガイドです。
特に、カナディアンカヌーのレベルは相当高かったそうで、本州から来た試験官の方もびっくりしていました。
北海道は本州にくらべカナディアンカヌーの使用率が圧倒的に高く、川や湖に関係なく広く使われているのが特徴のようです。
本州では9割がカヤックで、のこり1割のカナディアンでも、レース用の1人乗りカヌーが主流なのだそうです。
まさに、北海道は「カナディアンカヌー天国」。
質、量ともに日本随一のレベルを誇れるでしょう。
さて、結果はというと、、無事合格できました。
いつもはツアーという視点からカヌー操作を伝えていたのですが、
このJSCAの指導員はインストラクターという視点での指導です。
いままでより更に深いカヌーの指導法を学び、カヌー技術を伝えるスキルが上がったと思います。
今後のツアーにも必ずいい効果がでると思いますので楽しみにしてください。
残念ながら検定風景の写真は撮れませんでしたが、
紅葉の金山湖とずら~と並んだカナディアンカヌー達です。
まさに北海道ならではの風景ですね。