作成者別アーカイブ: MINAMI

さがしもの?

この写真、なぜか3人かがんでいますね。

なにか、探しものでもあるのでしょうか?
 
 
 

いいえ、

一人は水温計で水の冷たさを計っています。

もう一人はカヌーを拭いたスポンジを洗っています。

もう一人、、、う~んやっぱりさがしものかな?


羊蹄山3


山頂付近。まだシラネアオイが咲いています。


エゾノツガザクラ


チシマフウロ


ハクサンチドリ(紫)とミヤマキンバイ(黄)


母釜とよばれる火口跡にでました。ここまでくれば山頂はあとちょっと。
向こうに父釜の壁が見え、右端が今冬に上った真狩ピークです。
父釜と母釜の間の稜線を右にあるけば、旧避難小屋の跡があります。


エゾノニワトコ

7月ももうちょっとで終わりですが、今年の7月は北海道も梅雨になったようで雨ばかりの毎日でした。今日になって久しぶりに青空が見えて、やっと夏らしくなってきたとガイド一同ホッとしています。

7月の終わりを告げる「エゾノニワトコ」の赤い実が、最近カヌーコースで見られるようになりました。
カヌーを漕ぎながら、この赤い実に気づく人はあまりいませんが、ツアー後半部分で結構たくさん見ることができます。余裕がある方は探してみてください。

ニワトコは接骨木ともいわれ、古くは骨折の治療に使っていたそうです。また、この赤い実で果実酒をつけることもできるのだとか。


尻別川(中野橋~羊蹄大橋)

夏休み前のちょっと暇な時期です。ガイドの仕事はほとんどなく、プライベートでOC-1やカヤックをやってるスタッフと尻別川の中流域に出かけました。

今年の尻別川は水量が多く、たまにしか来ないこのコースですがスタート地点も明らかに水が多いようです。7月は例年の3倍の降雨量だとか。農家さんも困るのではないかと心配です。


去年、OC-1講習会に参加したメンバーです。

スタート地点は中野橋。ラフトの出発地点でもあります。

いつも石の対処に忙しいスタートすぐの浅瀬も今年は楽に通れました。

そのあとのちょっと大きな瀬で、

いきなり沈脱をやってくれるAモウ君。ロールはまだ無理か?


「いあゃ~まいった!」


中間地点の寒別橋。水が多いせいか下るのが早い。けど、たまには急流も楽しい!


羊蹄山1

1週間も前の話ですが、ニセコの秀峰「羊蹄山」に登ってきました。
羊蹄山は蝦夷富士とも呼ばれる円錐形の成層火山で、その美しい姿は北海道随一だと思います。美笛峠や中山峠を越えて後志の国にはいるとまず目に入るニセコのランドマークでありまして、洞爺湖からもその姿を望むことができます。
登山口は、「比羅夫」、「真狩」、「京極」、「喜茂別」の4箇所で、比羅夫と真狩が人気のようです。今回も比羅夫ルートから登ることにしました。
羊蹄山は0合目からの登山ですので、標高は1898mとそれほど高くないものの、1日がかりの行程になります。また独立峰で山頂部は風が強く、雨風をしのぐ場所があまりないので、ある程度の装備も必要です。

1合目を過ぎて急な坂を登りきったあたりに、風穴というサインがあります。

山の内部までつながっているこの穴から、常に冷たい空気が出ています。この風穴は羊蹄山のふもとの至る所にあり、昔は食糧貯蔵庫に活用していたところもあるとか。

ただ風穴の前に立つだけでは冷気は感じません。冷たい空気は下を流れますから、地面すれすれに手をかざしてください。真夏でも冷凍庫を開けたような感覚です。
<つづく>


RAC指導者養成講座in豊平川

7月17日~19日の3日間、豊平川でRACリーダー養成講座が開催されました。
私も講師として川に学ぶ体験活動のお手伝いをしてきました。
残念ながら写真はありません。初日はなんとか晴れていましたが、あとは雨でした。
1日目は座学です。活動時の注意やリスクマネジメント、フィールドの特性、などを勉強したのですが、河川工学博士の講義のなかで「200万都市を流れる河川で、豊平川ほど勾配のきつい河川は世界中でも類を見ない。」という言葉が印象的でした。
2日目の川での活動実習では、増水で予定していた幌平橋上流が使えなくなり、南大橋のしたで川の横断や魚獲りを実施。
捕まえた獲物を水槽で観察すると、2年生のヤマメがたくさんいました。ここはほんとに札幌なんだろうか?フクドジョウやウグイ、トビゲラなど生物が豊富です。
3日目はカヌー実習とスローバックレスキューだったのですが、どんどん増水していきます。同日の「豊平川イカダ下り」は中止になったようです。われわれも午前中で川から上がりました。
天候に恵まれず、予定変更や雨の中の活動で主催者、参加者とも大変だったと思います。それでもみなさん真剣なまなざしで、講習を受けておられました。今後の活躍に期待します。


徳瞬瞥岳と三階の滝にいってきました

徳瞬瞥岳登山口はニセコから車で1時間。支笏湖に向かう途中にある「三階の滝」のさらに奥にあります。7月初旬も過ぎるこのころでも、まだまだ花もおおく、野鳥の声もいっぱい聞けました。

咲いていた主な花は、
登山道:ゴゼンタチバナ、ベニバナイチヤクソウ、ウコンウツギ、カラマツソウ

<ゴゼンタチバナの群落>


<カラマツソウ>

山頂:エゾカンゾウ、イワブクロ、チシマフウロ、ヨツバシオガマ、ミヤマオダマキ、ミヤマアズマギク などなど


<ヨツバシオガマの群落>


山頂手前でホロホロ山との分岐があります。

ガズがかかり、せっかくの展望はなしです。

帰りに「三階の滝」を見物。紅葉の時期もいいかも。