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川の指導者養成講座in夕張川1

RAC川の指導者養成講座を夕張川で行ってきました。
夕張川は、夕張市と南富良野町の境を源とし、夕張市、栗山町、由仁町、長沼町、岩見沢市、南幌町を流れ、江別市で石狩川に合流する全長136キロの1級河川。その夕張川がゆったりと流れる栗山町が今回の会場です。
講座は3日間行われ、今回は3日目が実習でした。

支流、阿野呂川より夕張川に向かいます。
川の中を歩きながら参加者は、川での活動の注意点や、アクティビティーの種類、進行の仕方など指導を受けます。

途中にカワセミの巣がありました。

中から雛の鳴き声がします。

川の中の危険場所の確認。
このように、木の倒れこんでいるところは、川底がえぐられとっても深くなっています。
また、大きな枝や他の木が沈んでいることもあるので、こんなところに行かせないやり方が必要。

夕張川に出ました。広々としてなんとも気持ちがいい。
ここでカヌーをしたらいい体験になりそうです。

魚をとりながら元の場所に戻りました。
水は濁っているものの、魚影は濃く、ヤマメ、エゾウグイ、ウグイ、キンブナ、トミヨ、エビなどがたくさん取れました。また、50cmクラスのコイが足元をかすめて泳いでいます。また、サケをよびもどす計画もあるそうです。

魚になったつもりで?魚道遡上体験。こんなきつい流れも、魚にとってはなんでもないのかな。

<続く>


尻別川クリーン作戦

毎年恒例の「尻別川クリーン作戦」が6月20日に実施されました。

ことしも約300名の参加者が町内外から駆けつけ、清流日本一尻別川の清掃に協力してくれました。

川からの清掃班は、カヌー30艇、ラフト5艇に乗りこんで実施しました。ラフトボートではちびっこ部隊が大活躍。カヌー班も機敏な動きでごみを回収していました。
上陸場所にはダンプが待機してあり、拾ったゴミを積んでいきます。今年は全体で、2トンダンプ3台分のゴミが集まりました。これでも年々少なくなってきてると言われますが、これからもマナーを守った河川利用を促進していきたいと思います。


宮山の桜植林

神仙沼のネイチャーハイキングのあとに、ニセコ有島の宮山に桜の苗を植えるツアーを行いました。大手旅行会社との合同企画で今回だけのツアーだったのですが、山の上で自然を鑑賞し、麓で木を植えるという地球にやさしい内容でした。

宮山は標高218m、以前は山頂に弥照(いやてる)神社があったとされ、参道も付いていたそうです。現在の弥照神社は有島武郎記念館から北東へ500mの地点にあり、農地解放宣言があった相互扶助の原点の地となっています。

山のおいしい空気をいっぱい吸って、植林に汗を流す皆さん。
作業自体は簡単です。苗を植え穴において、土をかぶせ、幹を杭に縛り付けるだけ。ただ、植える深さを浅くするのと、あまりきつく縛らないのがコツのようです。今回植えたエゾヤマサクラは、あまりデリケートではないので、植林しやすいとのことでした。

植えた桜に、自分の思いを書いた木の札をかけて完成。

作業が終わり、皆さんが去った後、ほっと一息のガイドS。


カモメの御馳走

本日のカヌーツアーの出来事でした。
休憩の中州に上がったちょうどその時、1羽のカモメが浅瀬に舞い降りました。
バシャと水音をたててなにやら捕まえた様子です。トコトコ岸にあがってきたカモメは何かくわえていました。
よく見るとウナギのようです。

ニンマリ顔のカモメ君。今日は御馳走にありつけた?

びっくりする私たちを横目に、カモメは優雅に飛び去って行きました。

うなぎはヤツメウナギという種類で、昔から目にいいとされ尻別川でも漁がおこなわれています。ヤツメウナギドリンクは蘭越町の名産品です。
カモメはオオセグロカモメ。尻別川カヌーツアーでよく見かける鳥の一種です。


春のカヌーツアー

毎日いい天気です。
気温がグッと上がると、海からの風が強く吹くのが悩みですが、
さむ~い日よりいいですね。

この時期は、気温と水温に大きなギャップがあります。
温かい気温と裏腹に、水温は10℃以下。
絶対に沈(転覆・落水)しないとは言えませんので、
暑いのを我慢してカヌーウエアーを来てもらっています。

今日は8歳のお子様の参加がありました。
家族同士で楽しそうでしたよ。
あまり向かい風が吹かなくてよかったよかった。

こんな穏やかな日は、カヌーが滑るように進みます。
本当に滑るような感覚なんです。
楽しいですよ。


野兎

29日オープンに向けて、準備作業を進める日々。
残雪もだいぶ無くなり、NOCの周りの土地も本来の畑や分譲地の姿をさらしています。
草木もまだ生えていない殺風景なその荒野?に、ものすごいスピードで疾走する小動物がいました。
ウサギです。
エゾユキウサギという野兎で、幼稚園などで飼われている兎より、ちょっと大きな体をしています。
雪の中で目立たないよう冬は体毛が白くなり、夏は褐色の毛に生え替わります。
遠くで止まったので、急いでカメラを取りに行き、そっと近づきます。
ウサギはとっても臆病な動物で、滅多に人前に姿をあらわしません。
足跡は毎日のように見ていたので、近くに住んでいるのはわかっていましたが、
姿を見たのは今日が2回目。
写真が撮れたのは初めてです。

こっちは見ていませんが、耳を澄まして私の動きを窺っています。
後ろから回り込んでもすべてお見通しでした。

ハイ!さよなら。30mぐらい近づくのが限界でした。