こんな使い方もあります
カヌー同士を横につなぐと、とっても安定感がまし、安定積載重量も増えます。
カタログ等でカナディアンカヌーの最大積載能力をみたら、16ftで400~500kgとありますが、実際200kgを超えるとかなり不安定になります。
この積載重量で川を下るには、相当な熟練が必要です。
横ロール、即沈なんて、こともありえます。
しかし、この2艇を横で連結するタイプなら、横ロールはほとんど発生せず、空荷でもギリギリの積載量でも安心して川を下ることができます。
この2艇つなぎのカヌーを、双胴船もしくはカタマランと呼びます。
今回、ボリュームの大きな修学旅行で、このカタマランを使用しました。
多少の瀬は関係ないので、一般のコースを使い、ガイドと生徒が一緒に川くだりを楽しみました。
この時期は水温も冷たく、水量も多いので絶対沈はさせられません。
5月はドライスーツを着てもらいますが、気温が高いのでカヌーでドライスーツは辛いのです。
そこで、この方式を採用したのですが、なかなか評判でした。
これからのツアーにも、御要望や必要が生じたらこのカタマラン方式を採用したいと思います。