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秋の増水

7月に入ると水位も最低ラインに落ち着き、障害物をよけるのが忙しくなりますね。

たまに大雨が降ると川の水位も上がり、障害物が隠れて瀬もつぶれ、結構楽なツアーになります。

ただ、分流ができるので気をつけなければいけません。

あと、水が濁ってしまうのがちょっと残念です。

22.8:300:225:0:0:夏の水位:left:0:0:夏のいつものゴール風景です。:


水量が多いと流速も早くなるので、ゴールも多少早くなります。

そして鮭やサクラマスも、このとき上流に上って行きます。

カヌーにも魚にも、たまに雨が必要です。

14.5:300:225:0:0:昨日の水位:left:0:1:昨日のゴール風景:


表大雪13

最終回です。

先程、ナキウサギのところで出会った女性。

山頂付近で私たちを追い抜いていった人だったのですが、

そのときすでに、黒岳の何か関係者かな?と思ったのです。

なぜなら

まず長靴を履いている。

以前、出会った植物調査の人も長靴をはいていて、これが一番登山道や植生を傷めないのでいい、と言っていた。

次に登山服とデイパック。

使い込んでる感と少ない荷物。わざわざ遠くから登りに来ている感じじゃなかった。

そして、歩くのが異様に速い。

これが決定的。ナキウサギがいなくなるや否や、飛ぶように下る後姿を見送ったのでした。

28:300:225:0:0:黒岳バイオトイレ:left:0:0:黒岳石室の裏の「バイオトイレ」。4年前から設置されています。:


石室に到着すると、案の定その女性が働いていました。

めちゃめちゃ重そうな袋を、小屋の裏に運んでいます。バイオトイレのオカクズを交換していたのです。

山を愛するこういう人達のおかげで、快適な登山ができるのだなと、頭が下がる思いでした。

北海道に移り住んで、山にはまるきっかけとなった「表大雪」。

入り口は広く、しかも深い。

他の山にも足をのばしながら、今後もお世話になることでしょう。

いつまでもこの素晴らしさを保ってくれよと願いつつ、層雲峡を後にして、われらのニセコの山々のふもとへ帰ったのでありました。

おしまい


表大雪12

岩場を歩いていると、何人かが集まって歓声を上げています。

その中にいた、山岳パトのおまわりさんが「静かに、ゆっくり」のサインを送るので、なんかあったのかな?と、そ~と近づくと・・・、

なんと、「ナキウサギ」が登山道内の岩の間にいるではありませんか!

あせってカメラを取り出すも、こういう時に限ってメモリーいっぱい!

いそいでカードを交換して何とか取れた写真がこれ、

38.1:300:225:0:0:ナキウサギ:left:0:0:ナキウサギが、岩の隙間から顔を出しています。:


おそらく巣立ちしたばかりの子供で、まだ警戒心が薄いのではないか?ということでした。

最終日にとってもいいプレゼントをもらった気分です。

しばらく姿は確認できましたが、「静かに近づけ」サインを「はぁ?」といったリアクションでドスドス歩いてきたおじさんがいたため、ナキウサギは遠くの方へ逃げてしまいました。

黒岳周辺の施設関係者と思われる女性は、「10年近く歩いてはじめて見た」といっていたので、私たちは本当に運が良かったのかも。


表大雪11

いまさらの投稿ですが、覚えていてくれたでしょうか。

なかなか忙しく約1ヶ月ぶりのシリーズ再開。

えっ?どうでもいいって?

そんなこと言わずにもう少しお付き合いください。

ところで、題名に使っている「表大雪」なのですが、どこら辺のことなんでしょう。

いろいろ調べて見ても、これだといった記述はないのですが、お鉢平周辺といったところでしょうか?

わたし的には、旭岳~黒岳周辺の山々、といったイメージなんですが、今回の登山もまさしくそのとおりなので「表大雪」と記載しています。
(まあ、どうでもいいのですが)

さて、黒岳の山頂は思ったとおりたくさんの登山者であふれかえっています。

小学生の遠足から、お年寄りの団体、中年夫婦、若い人のグループ、単独登山者。

いろんな人の、いろんな山の、楽しみ方があるんだなと実感です。

21.2:300:225:0:0:DSCN2782:left:0:0:黒岳山頂(石室方面から):


山頂から黒岳石室に向かう途中にも高山植物が数多く見られます。

39.3:300:225:0:0:コマクサ:left:0:0:高山植物の女王「コマクサ」:


34.2:300:225:0:0:黒岳石室:left:0:0:石室周辺の「チングルマ」大群落:


圧倒される花の多さでした。


こんなカヌーも

67.6:300:225:0:0:カヌースラローム:left:0:0::



昨日、南富良野 落合の空知川で、カナディアンカヌースラローム選手権が開催されました。


のんびりツーリングのカヌーもあれば、スリル・スピードのこんなカヌーもあります。


カヌーは奥が深いです。


オリンピックの競技にもなっているスラローム。


見るだけではなく、ちょっと体験してみたくなりました。