今月27日より夏期プログラムを開始する予定です。
今年も雪が多くて倉庫を掘り出したり、通路を開通させたりと、まずは除雪から。
そして春らしく、景気も気運も上昇するよう願いをこめて、鯉のぼりを立てました。
ちょっと強めの春の風に、元気に泳いでいます。
『RAC水辺のファーストエイド講師養成会』に参加してきました。
場所は多摩川の一宮公園と川崎市黒川青少年野外活動センターです。
WMA(野外・災害救急法)のウィルダネス・ファーストエイドコースを水辺の活動に特化させた内容で、朝から晩まで2日間びっちりの講習を受けました。疲れた~~。
実技では、被害者役が血糊を使ったり、あざや顔色をメークしたり、細かい病状変化を迫真の演技で行ったりと、こちらがパニックになりそうな状況で行います。
<血が苦手な人は大変です>
しかし、頭が真っ白になりながらも、どう判断しどう動くべきか叩き込まれるので、身体が自然と動くようになりました。
「RAC水辺のFA」がどのような講座になるかはこれから協議するようですが、今回のWMA講習は、われわれのような自然の中で活動する者にとても役に立つと確信しました。
水辺の救急法で考えられる特徴として、
1、溺水、低体温、が多いと思われる。
2、PDF(ライフジャケット)、ヘルメット、ドライスーツ・ウエットスーツなどの装備・ウエアーをしているので、けがや出血の確認、CPR(心肺蘇生法)が行い辛い
などが考えられます。
これからも研鑚を積み、水辺でもきちんと機能するファーストエイドの確立を目指したいと思います。
10月いっぱいで夏季営業を終了する予定でしたが、カヌーツーリングは11月4日まで行うことにしました。
ことしは、紅葉も10日ほど遅れて、今が一番の見頃です。
せっかくなので、楽しみましょう。
先週の土曜日、家族で「尻別川カヌーツーリング」に同行しました。
今年は家族をカヌーに連れて行ってなかったので、紅葉が素晴らしい尻別川を見せてやりたかったのです。
天気にも恵まれ、空気も澄んで、素晴らしい景色も堪能でき、われわれ家族には最高のカヌーシーズン締めくくりでした。
川は蛇行します。ぐるっと山に囲まれた部分は、息をのむ美しさです。
参加者全員うっとりとなってしまいました。w( ̄o ̄)w オオー!
おそらく、今週いっぱいはこの景色が楽しめます。
もっと画像をご覧になりたい方は、フェイスブックのアルバム「10月27日カヌーツーリングに参加してみた」をご覧ください。
今日の午前のツアー、スタート地点の横を泳ぐ奇怪な生き物。
なんだなんだ??と参加者の皆さんは驚きの表情でした。
どうやらイタチのようです。
ツアー中に現れるのは珍しいことですが、付近に生息しています。
今日のお客様はラッキーでしたね。
カヌーツアーでは、たまにこんな珍しいものが見られます。
以前は、川に飛び込んだ鹿、カヌーに飛び込んできたウグイ(川魚)。
極めつけは、泳いでいた青大将がカヌーに乗り込んできたこともありました。
何もしなければ大丈夫です。(笑)
川底を埋め尽くすようなカニの群れなんかも見たことがあります。
自然は楽しいですね。
ところで、今日から風が秋の風になりましたね。
真夏の軽いふわっとした風ではなく、しっかりとした重たい風です。
今日は西風だったので、カヌーのコントロールがちょっと難しかったかもしれません。
天気に関することわざで、
「遠くの山がはっきり見えれば晴れ」
というものがあります。
遠くの山が見えるのは、空気中の水蒸気が少なく空気が透明になっており、
それは高気圧圏内に入っていると考えられる、ということだそうです。
19日のツアーは、まさしく羊蹄山がはっきりと見えています。
いつもは霞がかかり、肉眼でははっきり見えても、写真だと鮮明になりません。
ところが、翌日の20日は曇り模様。
実はこんなことわざもあります。
「遠くの山が近くに見えると雨」
これは逆に空気中の水分が多いとき、
光が屈折することでレンズと同じ効果ががおこり、
遠くのものが近くに見えるというもの。
今回はこっちだったのかもしれません。
このように、自然現象などで天気を予測することを、
観天望気(かんてんぼうき)と言いますが、
ピタリと当てるには、もうちょっと知識と経験が必要なようです。