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道南の清流

道東には「清流」といわれる川がいくつもあり、いってみたいところなんかも結構あります。
ただ、非常に遠い!なかなか気軽に行けるところではないんです。歴舟川なら片道6時間!日帰りでいける場所ではありません。
今回、行ってきた「遊楽部川」は、道東に偏りがちな清流ウォッチャーに、道南もなかなかいい川あるな、と気付かせてくれた日帰りでいける隠れた清流でした。
倶知安から1時間30分でいける近さと、川へのアプローチのしやすさ、そして魚影の濃さが素晴らしい!!
鮭やウグイの群れがカヌーの真下を悠々と泳いでる様に、漕ぐのも忘れ川の中をずーと見入ってしまいました。
尻別川も結構、魚が多いですが、遊楽部は水深が深くても50センチぐらいで透明なので、魚 丸見えです。
利別、遊楽部、朱太、余市、千歳、美々など近場にはまだまだいい川が流れています。遠くばかり見ていないで、たまには足元を見つめるのもいいかもしれませんね。
24.3:320:240:0:0:050929_1422~0002:right:1:1:スタートは少し浅め:
25.3:320:240:0:0:050929_1429~0002:right:1:1:最初の岩がらみの瀬。これを越えたらあとはのんびり。:


無残

わかりずらいですが、カヌーがコンクリートの杭に張り付いています。
いわゆる「張り付き」。ラップともいいますが、水圧におされて動かなくなることです。
なんせカヌーは張り付きによわい。真っ二つに折れているのがわかりますか。
この杭が何艇のカヌーをつぶしてきたか、数え切れませんね。にっくき奴です。
3人がかりで引き剥がしましたが、カヌーには折れ目がついていました。名艇「アパラチアン」、ガイドお気に入りのカヌーだったのですが・・・。
乗員が無事だったのが救いです。
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壮絶な光景

この前訪れた鮭の遡上ポイント。一週間ぶりにきてみると・・・・。
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あちこちに散らばる鮭の死骸。
前回よりも20センチの減水。産卵を終えて天寿を全うしたのか、乾いていく流れに力尽きたのか。
どちらにせよ、この屍がまた尻別川を潤し、また未来の命に糧を与えることに。


川漁師

ツーリング中に見かけるこの船。これは川で漁を営む人たちの舟なんです。
主にヤツメウナギやモズクガニを獲っているそうです。
この前、お話した漁師さんは「うなぎがまったく獲れず今夜の焼酎の分もない」と嘆いていました。
ひとつ6千円の籠を300個仕掛けてあるそうですが、その日はバケツにモズクガニが八分ぐらいでした。(まだ、時期が早いそうです。もうすぐするとメスが卵を抱いてうまいらしい。)
「昔はエンジンをつけて走っていたんだども、暗いうちからでるからな、危なくてな。いっかいおっかない目にあったんだ。いまはこれで(と木の櫂を指す)のんびりやってんのよ。仕掛けもそこら辺しかおかないんだ。」
照れくさそうに笑うと、軽トラに乗り込み帰って行きました。
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上級カヌーレッスン

北海道アウトドアガイド資格の広まりとともに、カヌーレッスンの参加もぼちぼちですが増えてきました。
今回のレッスン受講者はガイド資格を取ろうという方ではないでしたが、10年以上のキャリアを持つベテランパドラーです。
上級コースを希望ということで、尻別川中野橋から八幡大橋(ラフト夏コース)で実施しました。
いろんなところを使い「フェリーグライド」や「ストリームイン・アウト」の練習をしながら下ったのですが、16フィートカヌーはさすがにとり回しが重く、ちょっとくたびれました。
参加者のNさんは「中級ぐらいなんですよ」とご謙遜していらっしゃいましたが、危なげないパドル裁きで安心して見ていられました。まったく上級でOKでしたよ。
や~、のんびりもいいけど、急流も楽しいなー、、とカヌーの楽しみ方の幅広さに気付かされた一日でした。
最後にサイドサーフィンにトライ、水舟にしてしまいNさんに助けられるという主客転倒な醜態を演じてしまいちょっと反省モード。16フィートにあのエアバックだったら当然そうなるちゅーの!
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命に満ち溢れた尻別川

ワンデイツーリング。
日ごろは入らない支流の中に入ってみると、秋の一大スペクタクル、鮭の遡上を間近に見ることができました。
尻別川との合流の浅瀬に200はいたでしょうか、もの凄い迫力でした。
もう力尽きて鳥につつかれているものもありましたが、力強く流れに逆らったり淵に休んだり。
毎日通っている川ですが、改めて川に命を感じました。この光景は大切に守っていきたいです。
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