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やっと春

今年の春は寒い日が多く、雪解けも遅れています。
そのため川の増水はいつもの春ほどではなく、農家の畑仕事も遅れ、咲くべき花も咲かずという5月をすごしています。
とはいえ、最近は暖かい日も増えてきてやっと春らしくなってきました。


町内の公園ではやっとカタクリやエゾエンゴサク、キクザキイチゲなどが満開になりました。
例年はゴールデンウィーク頃見頃になるので、2週間ほど遅れています。


太陽の光を浴びてカタクリの花びらは思いっきり反り返っています。

カタクリなどが咲き終わる頃に主役となるべく、ニリンソウも準備中。

別な場所の沢沿いではエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)なども咲いています。

森を見るとキタコブシの白い花が咲いています。桜ももうすぐ咲くでしょう。
やっとニセコに春がきました。


秋から冬へ

ぶるぶるっ 今朝も寒い朝でした。

3日前と2日前に同じお客様とニセコの山を歩いてきました。
全体的に紅葉のピークはまだ何日か先という感じでしたが、場所によっては今がピークになっているところもありました。
たとえば、ニトヌプリ近くに日本庭園のような場所があり、そこのミネカエデの黄葉とナナカマドの紅葉はきれいでした。
鏡沼もナナカマドの紅葉と草もみじがきれいでした。

ところが、昨日、今日と朝は冷え込み、ときおり雨も降っていて、きのう羊蹄山が初冠雪、そして今日ニセコアンヌプリも初冠雪が確認できました。山では雪だったんですねぇ。

明日も寒い予報なので、標高の高い峠越えなどをする方は冬装備をしたほうが安心です。
でも、あさってから1週間の予想最高気温は20度近くになっているので、まだまだ山の紅葉は楽しめそうですね。


シャクナゲ沼

神仙沼駐車場からシャクナゲ岳に登ってきました。
5日前の大雨の影響が残っているのか、登山道にはところどころぬかるんだ場所がありました。
すれ違う登山者はほとんどいなくて、シャクナゲ岳山頂も他に誰もいませんでした。
山頂少し手前で、シャクナゲ沼、長沼、神仙沼の湿原地帯が見えます。

下山時にシャクナゲ沼へ降りてみました。白樺山方面への登山道は水没していて、まだ通行できません。

でも沼のまわりにはエゾカンゾウなどが咲いていて、きれいでした。


白樺山その後

前回の白樺山記事から約10日たった6月30日に白樺山トレッキングがありました。
今回は山ガールをめざす(?)女性3名。
遠くの景色は雲がかかっているところもあったのですが、近場の山は見えていて満足できました。


お花はツバメオモトは終わりましたが、ハイオトギリが咲きそうです。稜線上ではミヤマアズマギクはまだいっぱい、シラネアオイは少なくなってきたのですが、エゾカンゾウが咲き始めていて、つぼみもたくさんありました。
このように、季節の移ろいとともに山の表情も変わっていくのです。
いつの時季でも発見がありますので、ぜひ見に来てください。


五色温泉から神仙沼

一日トレッキングを五色温泉登山口からスタートして神仙沼までのコースで行いました。山の上部は雲がかかり景色はあまり望めなかったのですが、咲いている花たちに癒されてきました。

コースにはまだ雪の残っているところがありますが、今日のお客様もトレッキングシューズで問題なく歩いていました。

いろいろな花が咲いていますが、イワオ付近は何と言ってもイソツツジ。

ウコンウツギも満開でした

アカモノやマルバシモツケなどはほとんどつぼみでした。
これからどんどん良くなりますよー

大沼は水量が多くいつもの休憩場所はまだ水没していました。


鏡沼

今日の午前、鏡沼に行ってきました。
神仙沼の紅葉はもう終わりなのですが、ここはまだ見ごろでした。


途中に渡るジャコ川の水量は落ち着いていました。

でも紅葉のピークはもう過ぎている感じでした。

午後はネイチャーハイキングで、神仙沼へお客様6名といきました。紅葉は少ないのですが、この時期ならではの話題がいろいろあって、喜んでいただけたようでした。


鏡沼

鏡沼はニセコアンヌプリの中腹、標高約580mにある高層湿原地帯です。
道々58号線からの登山道が一般的ですが、ニセコ東急ゴルフコースからのルートもあり、近年整備されたようなので行ってみました。

ゴルフコース駐車場のすぐ横に散策路の入り口があります。

散策路は森の中を歩きます。途中ジャコ川を二度渡りますが丸太を組んだ橋が架かっています。

湿原地帯は雪が融けたばかり、ニセコアンヌプリにはまだ雪があります。

このコースは標高差があるので、沼まではずーっと登りです。