カテゴリー別アーカイブ: ネイチャー通信

神仙沼 トンボ

神仙沼は今、トンボが多いです。
大きなルリボシヤンマも飛んでいます。

顔が白い カオジロトンボ
顔が向こうにむいているので白いのがわかんない?

お花は ウメバチソウ、サワギキョウ、ナガボノシロワレモコウなど。
沼のそばで、シマリスが見られました。


今日も多くのご参加ありがとうございます。

今日も、カヌー、フィッシング、ハイキング、半日トレッキング、インドアいろいろ・・・と、
たくさんのご参加ありがとうございました。

きょうは、カヌーコースで、羊蹄山が見えました。

暑くもなく寒くもない(25度くらい)気候だったので、
半日トレッキングも気持ちよく歩けました。
白樺山で今咲いているお花は、オトギリソウ、ミヤマアズマギク、エゾアジサイなど。
実になっているものは、ツバメオモト、シラネアオイ、エゾカンゾウ、アカモノ、コケモモなど。
日本海やニセコの山並み、蘭越の町などを見ることができました。
半日トレッキングにぜひ参加したい!とお申込みいただいたお客様は、
しっかり歩いて楽しんでいただけました。


神仙沼サワギキョウ・ウメバチソウ

神仙沼はとても涼しくて本州からのお客様は、
気持ちよすぎて帰りたくない、と言っていました。

今湿原には、ウメバチソウ、タチギボウシ、ナガボノ白吾亦紅などがたくさんあります。

沼の周りにはサワギキョウ

木道には深山ホツツジ

ノリウツギ


モウセンゴケ

神仙沼湿原は、何気なく歩くと気づかないで通り過ぎちゃうような
植物がたくさんあります。

モウセンゴケもその一つ

葉の先から、甘いかおりの粘液を出し、虫がくっつくと葉を丸めて、虫を消化吸収します。
粘毛が赤いので、たくさん生育している場所では、紅い毛氈(もうせん)をしいたように
見えるので、この名前がついています。

この粘液、虫にとっては、強烈なようで、
トンボまでくっついていました。

今の時期には、白いちいさなお花を咲かせます。


神仙沼タチギボウシ

神仙沼は、霧で幻想的です。
また、標高高い分、風が強く寒いです。

タチギボウシが咲きだしました。

湿原にはトキソウがいっぱい

根室河骨もたくさん咲いています。

ウメバチソウ一輪咲いていました。
これから増えそうです。


鶯色って・・・?

いつもこの場所で、ウグイス君が鳴いています。
この日も、よく通る声でずーっと鳴いていました。

あれ・・・?
鶯って、緑色ではないですね。

横を通る人も、 
「色が違うからウグイスじゃないよ」とか「あんなに大きいかな・・?」
とか言っています・・・。

もともと鶯色って、灰色がかった緑褐色のことを言うらしいです。
江戸時代では、鶯茶色といわれ、女性に大流行したらしいです。
現代では、メジロの色と混同されて抹茶のような緑色が鶯色のイメージになっていますが・・・。

また鳥の大きさって、実際見てみるとイメージと違うことがあります。
ウグイスのオスは大体16cm。
スズメが14cmですので、スズメより少し大きいですね。
この時は、胸を張って朗々と鳴いていたので、大きく見えたかもしてません。