先日、後志のある川をカヌーで下りました。
ゴールに近づくにつれ、鮭の群れがあちらこちらに見れました。
この川は下流にウライがあるのですが、それを飛び越えてこちらまで来たのでしょうか。
夢中でビデオを回していると、いつの間にか瀬に突入していました。
あぶない。あぶない。
北海道の川を秋に下ると、たまに鮭の大群に出くわします。
幸運にも、まだクマには出くわしておりません。
ぶるぶるっ 今朝も寒い朝でした。
3日前と2日前に同じお客様とニセコの山を歩いてきました。
全体的に紅葉のピークはまだ何日か先という感じでしたが、場所によっては今がピークになっているところもありました。
たとえば、ニトヌプリ近くに日本庭園のような場所があり、そこのミネカエデの黄葉とナナカマドの紅葉はきれいでした。
鏡沼もナナカマドの紅葉と草もみじがきれいでした。
ところが、昨日、今日と朝は冷え込み、ときおり雨も降っていて、きのう羊蹄山が初冠雪、そして今日ニセコアンヌプリも初冠雪が確認できました。山では雪だったんですねぇ。
明日も寒い予報なので、標高の高い峠越えなどをする方は冬装備をしたほうが安心です。
でも、あさってから1週間の予想最高気温は20度近くになっているので、まだまだ山の紅葉は楽しめそうですね。
前回の台風で土砂崩れが起き、神仙沼へむかう道道66号線が、通行止めだったため、代替として半月湖を最近はご案内していました。
写真には写っていませんが羊蹄山がバックに見えます。
羊蹄山のふもとに位置する半月湖は、神仙沼にくらべ木の種類が多く、また鳥も多いことで知られています。
湖面には、マガモの姿が見えました。
また、湖の向こうの林から、コロコロコロ・・・、キョーンというよく通る声が聞こえます。
この声の主わかりますか?
実は天然記念物のクマゲラです。
飛んでいるときは、コロコロコロ・・・・と鳴き、とまるとキョーン、キョーンと鳴きます。
全身が真っ黒で、後頭部が赤いのが特徴です。
46cmの大きな鳥ですが、なかなかその姿にお目にかかれないのです。
クマゲラは、舟彫り型と呼ばれる楕円形の大きな穴を幹に彫ります。
そのためアイヌ語でチップタッチカップカムイ「舟・彫る・鳥・神」と呼ばれています。
NOCのイメージキャラクターにもなっています。
半月湖の紅葉は例年なら10月中ごろからですが、
まだ緑の多い中、一足早く黄色になっているイタヤカエデが目立っていました。
この時期ならではの、実を付けている植物をみることができます。
きょう9・22の午後から、道道66号線が開通しましたので、明日からは神仙沼ツアーが再開です。
カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。
岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。
いえいえ、密漁者ではありませんよ。
今日は鵜の話です。
尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。
以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、
最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?
鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。
大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。
潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。
たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。
そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。
カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。
一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。
カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。
見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。
日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。
近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。
尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。
上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。
これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。
まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!
今年の干支はなんでしたっけ?
え~と・・・。
この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。
もう新年から8カ月たちますもんね。
今日は、「もう忘れたんかい!」
と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。
冬見るとかわいいユキウサギ。
ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。
冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。
夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。
ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。
マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。
これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。
”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”
さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!