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カヌーから見えた鮭の遡上

先日、後志のある川をカヌーで下りました。

ゴールに近づくにつれ、鮭の群れがあちらこちらに見れました。

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この川は下流にウライがあるのですが、それを飛び越えてこちらまで来たのでしょうか。

夢中でビデオを回していると、いつの間にか瀬に突入していました。

あぶない。あぶない。

北海道の川を秋に下ると、たまに鮭の大群に出くわします。

幸運にも、まだクマには出くわしておりません。


さすがに連休です

この連休のニセコは、お天気も良く、どこに行っても車も人も多かったです。

紅葉の季節だからでしょうか、山へゆく道、登山口付近は車がいっぱいでした。

わたしは神仙沼の担当でしたが、ここがまたすごい人でした。

駐車場が満車で、パトカーが来て誘導してくれていますが、車はあふれていました。

予想通り、神仙沼の歩道にも大勢の人が・・・・。

それだけ人気のスポットということですね。

神仙沼へ向かうパノラマラインの紅葉も今が見頃です。

秋を感じるドライブが楽しめますよ。

この日は、秋晴れの素晴らしい天候だったせいもあるのでしょうが、イワオヌプリ、アンヌプリを担当したガイドも最高だったと言っていました。


秋から冬へ

ぶるぶるっ 今朝も寒い朝でした。

3日前と2日前に同じお客様とニセコの山を歩いてきました。
全体的に紅葉のピークはまだ何日か先という感じでしたが、場所によっては今がピークになっているところもありました。
たとえば、ニトヌプリ近くに日本庭園のような場所があり、そこのミネカエデの黄葉とナナカマドの紅葉はきれいでした。
鏡沼もナナカマドの紅葉と草もみじがきれいでした。

ところが、昨日、今日と朝は冷え込み、ときおり雨も降っていて、きのう羊蹄山が初冠雪、そして今日ニセコアンヌプリも初冠雪が確認できました。山では雪だったんですねぇ。

明日も寒い予報なので、標高の高い峠越えなどをする方は冬装備をしたほうが安心です。
でも、あさってから1週間の予想最高気温は20度近くになっているので、まだまだ山の紅葉は楽しめそうですね。


コロコロコロ・・・・キョーン

前回の台風で土砂崩れが起き、神仙沼へむかう道道66号線が、通行止めだったため、代替として半月湖を最近はご案内していました。

写真には写っていませんが羊蹄山がバックに見えます。

羊蹄山のふもとに位置する半月湖は、神仙沼にくらべ木の種類が多く、また鳥も多いことで知られています。

湖面には、マガモの姿が見えました。

また、湖の向こうの林から、コロコロコロ・・・、キョーンというよく通る声が聞こえます。

この声の主わかりますか?

実は天然記念物のクマゲラです。

飛んでいるときは、コロコロコロ・・・・と鳴き、とまるとキョーン、キョーンと鳴きます。

全身が真っ黒で、後頭部が赤いのが特徴です。

46cmの大きな鳥ですが、なかなかその姿にお目にかかれないのです。

クマゲラは、舟彫り型と呼ばれる楕円形の大きな穴を幹に彫ります。

そのためアイヌ語でチップタッチカップカムイ「舟・彫る・鳥・神」と呼ばれています。

NOCのイメージキャラクターにもなっています。

半月湖の紅葉は例年なら10月中ごろからですが、
まだ緑の多い中、一足早く黄色になっているイタヤカエデが目立っていました。

この時期ならではの、実を付けている植物をみることができます。

きょう9・22の午後から、道道66号線が開通しましたので、明日からは神仙沼ツアーが再開です。


ウッ!

カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。

岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。

いえいえ、密漁者ではありませんよ。

今日は鵜の話です。

尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。

以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、

最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?

鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。

大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。

潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。

たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。

そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。

カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。

一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。

カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。

見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。

日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。

近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。

尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。

上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。

これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。

まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!


神仙沼情報 8/8

最近の神仙沼では、湿原に入ると薄紫のタチギボウシが咲き乱れています。

また湿原の中には、白い小さなウメバチソウの姿も見えます。

一つ目の沼には、黄色いネムロコウホネが水面に浮かんでいます。
丸くてかわいらしい花です。
水面にあり、なかなか近くで見られないのが残念です。

神仙沼のほとりにはサワギキョウが咲き始めています。
これからもっと増えるでしょう。

北海道も、暑い日が続いていますが、神仙沼は少しだけ涼しい気がします。

また晴れた日でも、ここだけ霧が出ていたりして、幻想的なところです。

ぜひ訪れてみてください。


え~と。。

今年の干支はなんでしたっけ?

え~と・・・。

この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。

もう新年から8カ月たちますもんね。

今日は、「もう忘れたんかい!」

と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。


エゾユキウサギ

冬見るとかわいいユキウサギ。

ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。

冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。

夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。

ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。

マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。

これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。

”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”

さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!