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花と湿原のニセコ連峰トレッキング(2)

今日は白樺山を紹介します。

ニセコ連峰の数ある山のなかで、花の山と言ったら白樺山です。

今年もいっぱいの花を咲かせていました。

まだ残雪もありますが、歩きやすいのも魅力の一つ。

足元に咲く可憐な花を愛でながらのんびり歩けます。

足元だけじゃなくたまには上の方も見てください。

小さい花でも、花をつけるのに長い歳月が必要です。

林内から稜線に出ると花の種類も変わります。

春の妖精もここに居ました。
種が熟してます。

ニセコ連峰では珍しい花もたくさん咲いています。

山頂では、遠く積丹半島の山々が見渡せます。

まだまだたくさん咲いていましたが紹介しきれません。

以上、僕の好きな白樺山でした。


花と湿原のニセコ連峰トレッキング(1)

ニセコ連峰の山々にも春が訪れて、高山植物が咲き始めてきています。

ということで【花と湿原のニセコ連峰トレッキング】のコースの一部を歩いてみました。

思ったよりも残雪は少なく、虫もそれほどでもないでしたが、やはり登山靴と虫よけは必須です。

裾が汚れるので、スパッツも用意したいところ。

さて、まずは足ならしに「神仙沼」へ。

木道が整備されアップダウンも少なく、他の地域なら1時間以上汗だくになりながら登らないと見れない風景が、お散歩程度の労力で見られるのが魅力です。

林の中を歩き始めてすぐ「ムラサキヤシオ」お出迎えしてくれました。

ツツジの一種で早春に見事な紅色の花を披露してくれます。

続いては「チシマザクラ」です。まだサクラが咲いています。

咲き始めはピンク色なんですが、さすがにみんな白色に変わっているな~なんて思ってたら、


まだピンク色まありました。 w( ̄o ̄)wォォ!

湿原に近づくと足元に増えてきたのが「エゾイチゲ」
エゾイチゲ

と「ミズバショウ」

春の湿原!って感じですね。

湿原にはいると、

「ショウジョウバカマ」が咲いていました。

まだ湿原内のお花は少ないですが、これから次々といろいろな花が咲き始めます。
今年はしっかりトップバッターの花から見れて幸せ~♪

次回は白樺山を紹介します。おたのしみに!


キョッ、キョッ

アカゲラは、キョッ、キョッ、と響く声で鳴き、姿も大きいので見つけやすい鳥です。

後頭部が赤いので雄ですね。

アカゲラはニセコ町のイメージキャラクターなっています。
ときどきNOCの看板付近にいたりと身近なところでも見られます。

ニッキーくんといいます。


あっ!来てたんだ

この時期になると、壁の隙間にコウモリが暮らし始めます。
夏になるといつの間にかいなくなるのですが、どうやら子育てをしてるよう。
すっかり忘れて壁のペンキを塗っていたら飛び出してきました。
驚かせてすいません。
「いつまでも寒いね。しっかり子育てがんばれよ!」
空を飛べる唯一の哺乳類。
ちょっとうらやましいですね。
コウモリ


いよいよ新緑

きょうは羊蹄山のふもとにある半月湖に行ってきました。

ここは新緑のこの時期と秋の紅葉の時期がとてもお勧めです。

なかなか葉っぱがでなかった分、
お陽さまを取り合いするかのようにいっせいに葉を広げる木々

小鳥たちやシマリスの姿も確認できました。

わたしだけじゃなく、生き物はみな、あたたかくなるとうれしくなるのかな・・・。

ブヨも結構出てきています。
虫よけを用意していらしたほうがいいですよ


ニセコてくてくエコツアー

今日の午前中は「ニセコてくてくエコツアー」が開催されました。

春のポカポカ陽気の中、ニセコの田園地帯をのんびりとウォーキング。

NOCを出発してニセコ駅前の公園まで、約5キロの散歩です。

ガイドが地域のお話をしながら歩きます。

ときには農業の話をしたり、ときには自然の話をしたり、昔のお話、町のおはなし、なんでもありです。

ツアーの最後はこの時期だけのお楽しみ、春の妖精たちのお迎えです。

春の妖精とは、この花たちのこと。
カタクリ&エゾエンゴサク
<艶やかな紫色のカタクリと鮮やかな青色のエゾエンゴサク>

エゾエンゴサクやカタクリ、キクザキイチゲなどは雪解けの後、木の葉っぱが繁る前に、さっと咲いていつの間にか消えています。

キクザキイチゲ
<白く清楚なキクザキイチゲ>

そのはかなさからスプリングエフェメラル(春の短い命)と呼ばれています。

山の斜面一杯に咲き乱れます。

春のはかない命です。桜が咲くころはすべて消えてしまします。