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飲み込まれる看板

42.7:350:262:0:0:kanban:left:0:0::


昨日の記事の続きになりますが、


この写真は、一昨年の春に撮ったもの。


山火事防止の看板を木が飲み込んでいます。


このように樹木以外のものも、場合によっては飲み込まれてしまうわけです。


看板を取り付けた時は、幹はもっと細かったのでしょう。


幹が成長し太くなるにつれ、飲み込まれていったものだと考えられます。


ですから、


くれぐれも、何十年も同じ木に寄りかかって読書などしないように。


〈大木こだま風で〉そんな奴おらんやろ~。


フュージョン!!

ドラゴンボールという漫画を御存知ですか?
20年ぐらい前からはじまった鳥山明の漫画なのですが、世界的な人気になりました。
その「ドラゴンボール」なかで、登場人物の悟天とトランクスが「フュージョン!」と唱えて指をあわせると、2人が合体して無敵になるシーンがあります。


49.3:350:296:0:0:フュージョン!:left:0:0::


こちらの写真はダケカンバとナナカマドが合体している画像。
グランヒラフスキー場の「スインギングモンキー」に乗れば見る事が出来ます。
このような樹木同士の合体は、自然林であれば結構目にするもの。
この性質を利用して接ぎ木などができるのですね。



ところで、悟天とトランクスが合体したら「ゴテンクス」となるのですが、
こちらの場合、「ダケカマド」でしょうか、それとも「ナナカンバ」でしょうか。


秋晴れ

素晴らしい秋晴れが続いてますね。


日中、10度前後。


ちょっと川に出るのは気がひけるけど、散歩するにはもってこいの気温です。


今日は近くの公園まで歩いてみました。


ナナカマドが公園樹として植えられています。


すっかり葉を落としましたが、赤い実はそのまま残っています。


雪が降ってもこのままで、実の赤色と白い雪のコントラストが独特の風景を楽しませてくれます。


この実は次の年の春に黒ずんでくると、鳥たちがいっせいについばみます。


渋柿みたいに寒風にさらさないと食べれないのかもしないですね。


鳥たちも食べ時が待ち遠しいでしょう。


焼酎につけると胃薬になる。と聞きますが、おいしいのかどうかは不明。


何はともあれ、雪の中でみるナナカマドも格別なんです。


39:300:225:0:0:nanakamado:left:0:0::


カラマツ 黄葉

カラマツの黄葉が始まりました。

今朝はちょっと雪も降って、冬が近いと感じさせます。

黄金に輝く黄葉が茶色くなり、葉が全部落ちると、すぐ根雪になります。

もうすぐですね。

カラマツはもともと北海道には分布していませんでした。

1950年頃に大規模造林が行なわれた結果、いまでは北海道でもあちこちにカラマツ林を見ることができます。

昔は炭鉱の坑木や建築の足場など需要が見込まれたのですが、石炭から石油へ、木の足場からスチールパイプへと時代が変わり、なかなか活躍の機会がありません。

それでも最近は、お隣中国の好景気で、ロシア産の木材が急騰し、日本でもカラマツの出荷が行なわれるようになったと聞きます。

ニセコはニセコで建設ラッシュなのですが、木材の地産地消ができると素敵ですね。伐採したあとは元の広葉樹の森に戻してくれたら最高です。

でも、建物ばかりが無秩序にふえるのもいただけないか。[涙/]


17.3:300:225:0:0:カラマツ:left:0:0:左側にカラマツ林、奥はトドマツです。背景はニセコアンヌプリ�:


道道66号岩内洞爺線

一昨日のパノラマライン(岩内洞爺線)の風景です。

昨日の9時に降雪のため閉鎖になったパノラマラインは、本日11時ごろ再び開通となりました。[にこっ/]

だけど、冬季閉鎖は時間の問題。

この素晴らしい景色も、おそらく見納めです。[涙/]

149.9:350:263:0:0:チセの峠:left:0:0:ダケカンバの黄葉が見事!今年の紅葉はホントきれい!: