カヌーツーリングの帰り、いつも鮭がいっぱい上がるとある支流に行ってみました。
まだまだ数は少ないですが、いましたよ。
これからたくさん上ってくるんでしょうね。たのしみです。
カテゴリー別アーカイブ: ネイチャー通信
ニセコ~千歳の名物トイレ
最近はレンタカーを借りて、道内を周る旅行スタイルが定着しています。
ニセコで遊んで千歳空港に向かう方も多いはず。(逆もね)
そういう方にぜひ立ち寄ってもらいたいのがここです。
一億円トイレの道の駅、フォーレスト276です。
なんでまたトイレなんかに1億円もかけたのかは知りませんが、とにかく豪華なこのトイレで排泄(失礼)するとなんか得した気分です。
両隣には「きのこ王国」やら「きのこ村」やら見どころいっぱい。
トイレに行くまでにもお土産もの屋さんが並びます。
トイレに行きたい人も、まだ大丈夫な人も、支笏湖までもう一息のフォーレスト276で一息入れましょう!
早口言葉
植物の名前っておもしろいですね。
いろいろな意味や言い伝えがあって、本などで「あっなるほど!」ってうならせられることもしばしば。
今日は長くて舌をかみそうな花の名前をご紹介。
「ナガボノシロワレモコウ」
長い穂の白いワレモコウという意味。
こちらは赤いので「ナガボノアカワレモコウ」という名前です。
「ヒロハヘビノボラズ」
葉っぱを拡大すると
一目瞭然ですね。
植物だけじゃなく昆虫や動物の名前の由来を調べると結構楽しめます。
観察旅行~風景編
動物以外もちょこっと紹介。
ここでは、北海道ではまだ繁殖記録のない「イヌワシ」が観察されているので、目を皿にして断崖を一つずつ探しました。当然見つけられませんでしたが、本当に天狗が飛んでいそうな風景でした。(イヌワシは天狗伝説のモデルになっています)
イワブクロ。
霧がかかっていたせいもあり、花が輝いて見えます。
イワヒゲ。
かわいらしく、たくさん咲いていました。
エゾノツガザクラ。
壺を逆さまにしたような小さな花です。色がとてもきれいでした。
色とりどりの花がいっぱいです。
雪の多い北海道では夏が短いため、芽吹きから開花までの生育期間が短い花が多く、一度にたくさんの種類が咲き乱れます。
アポイ岳
先週、日高山脈の南端「アポイ岳」に行ってきました。
アポイ岳は花の名所として人気があり、アポイ固有種も多いという貴重な山です。
それは夏は霧が多く冬は積雪が少ないのと、かんらん岩という土壌との作用で、通常と異なる植物分布がある為です。
花の一番いい時期は過ぎていたのですが、それでも「エゾコウゾリナ」などの固有種などが咲いている姿を見ることができました。
810mの低い山ですが、太平洋の素晴らしい眺めと、いろいろな変わった植物があり楽しかったです。
(正直、固有種といってもそんな違いがわかるほどの眼は持っていないのですが・・・)
朝、8:30に登り始め、山頂に11:45 下山が15:30とのんびり山行でした。
花の写真を撮ったり、見たことのない樹木を調べたりしているので、朝一緒に出発した人と5合目ですれ違う、という牛歩ぶりです。でも、ニセコとは違う植生は興味大変深かったです。
行きの道中に静内の「アイヌ民族資料館」によりシャクシャイン像を眺め、アポイふもとのキャンプ場に前泊。
翌日アポイ岳登山。前日までのもやっとした天気がウソのように晴れてラッキーでした。
帰りはふもとの「アポイ山荘」の温泉にはいり、静内でラーメンを食べ、帰宅したのは夜10時半でした。
テレビを付け、「ハウルの動く城」を見逃したのを悟り、のんびりしすぎたと反省したのでありました。
観察旅行~動物編
去年に引き続き、今年も夏休み前に休みを取って大雪山方面に観察旅行に出かけました。
今回は動物編で写真を紹介。
ギンザンマシコ。
ツンドラ地帯など寒いの大好きの鳥です。夏の北海道では高山帯の鳥です。本州では少しの記録があるだけの比較的珍しい鳥です。ハイマツの実をもくもくと食べていました。
ノゴマ。
せわしい声と、喉のきれいな赤が特徴です。
ビンズイ。
ヒバリのような声で鳴きます。岩に映えてきれいでした。
シマリス。
おなじみのリスですね。人気者です。
ナキウサギ。
今年も4時間ほど張り続けて、見てきました。その名の通り「キチッ」と鳴く小さな小さなウサギです。北海道内でも生息地が限られ、すばしっこいので、なかなか見られません。
花と風景も次回にちょこっと紹介します。
神仙沼
湿原を代表するエゾカンゾウとヒオウギアヤメが咲き始めました。去年より半月ほど遅れていますがやっぱり見事!ニセコにいる方は今が行き時ですよ。もちろんこのあともいろいろな花が目白押し。