ツーリング中に見かけるこの船。これは川で漁を営む人たちの舟なんです。
主にヤツメウナギやモズクガニを獲っているそうです。
この前、お話した漁師さんは「うなぎがまったく獲れず今夜の焼酎の分もない」と嘆いていました。
ひとつ6千円の籠を300個仕掛けてあるそうですが、その日はバケツにモズクガニが八分ぐらいでした。(まだ、時期が早いそうです。もうすぐするとメスが卵を抱いてうまいらしい。)
「昔はエンジンをつけて走っていたんだども、暗いうちからでるからな、危なくてな。いっかいおっかない目にあったんだ。いまはこれで(と木の櫂を指す)のんびりやってんのよ。仕掛けもそこら辺しかおかないんだ。」
照れくさそうに笑うと、軽トラに乗り込み帰って行きました。
川漁師
2005年09月24日
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