5月26日 温かい初夏を思わせるような日差しの中、愛知県からの修学旅行生280名と有珠山登山に行ってきました。
有珠山はいまから2万年前の噴火でできた、現在も活発な活動を維持する現役バリバリの活火山です。
2000年の噴火は今も記憶に新しい出来事ですね。
有珠山の標高は737mですが、登山で登れる展望台は520m。ほとんど海の高さからの登山なので、標高差は500mぐらい。ちょうどいい運動です。
7クラスを7人のガイドが案内します。途中にクマゲラの食痕があったり、セミの抜け殻、カエデの花など、興味深いものがたくさん。センダイムシクイ、キビタキ、エゾムシクイ、アカゲラなんかのさえずりがBGMでした。
1時間も登ると視界が開ける作業道路と交差します。
すぐ近くで水蒸気が上がるのが見られるので、生徒達は「さすが活火山だなー」と感激です。
有珠山はジオパーク(世界地質遺産)にも指定され、興味深いものをたくさん見せてくれます。
しばらく休憩した後、残りの行程に臨みます。
でも、ここまでくればあとほんの少しなんです。
30分もかからないで外輪に到着。
今までの森林と違い、活火山の荒々しい山肌が出迎えてくれます。
前回の登山とは打って変わってポカポカ陽気の有珠山展望台。
羊蹄山も洞爺湖越しにこんなにはっきり。
去年、サミットが開催されたウインザーホテルと昆布岳。
のどかで展望もよく最高の登山でした。
生徒さん達もいい思い出になったことでしょう。