前回の台風で土砂崩れが起き、神仙沼へむかう道道66号線が、通行止めだったため、代替として半月湖を最近はご案内していました。
写真には写っていませんが羊蹄山がバックに見えます。
羊蹄山のふもとに位置する半月湖は、神仙沼にくらべ木の種類が多く、また鳥も多いことで知られています。
湖面には、マガモの姿が見えました。
また、湖の向こうの林から、コロコロコロ・・・、キョーンというよく通る声が聞こえます。
この声の主わかりますか?
実は天然記念物のクマゲラです。
飛んでいるときは、コロコロコロ・・・・と鳴き、とまるとキョーン、キョーンと鳴きます。
全身が真っ黒で、後頭部が赤いのが特徴です。
46cmの大きな鳥ですが、なかなかその姿にお目にかかれないのです。
クマゲラは、舟彫り型と呼ばれる楕円形の大きな穴を幹に彫ります。
そのためアイヌ語でチップタッチカップカムイ「舟・彫る・鳥・神」と呼ばれています。
NOCのイメージキャラクターにもなっています。
半月湖の紅葉は例年なら10月中ごろからですが、
まだ緑の多い中、一足早く黄色になっているイタヤカエデが目立っていました。
この時期ならではの、実を付けている植物をみることができます。
きょう9・22の午後から、道道66号線が開通しましたので、明日からは神仙沼ツアーが再開です。