天気に関することわざで、
「遠くの山がはっきり見えれば晴れ」
というものがあります。
遠くの山が見えるのは、空気中の水蒸気が少なく空気が透明になっており、
それは高気圧圏内に入っていると考えられる、ということだそうです。
19日のツアーは、まさしく羊蹄山がはっきりと見えています。
いつもは霞がかかり、肉眼でははっきり見えても、写真だと鮮明になりません。
ところが、翌日の20日は曇り模様。
実はこんなことわざもあります。
「遠くの山が近くに見えると雨」
これは逆に空気中の水分が多いとき、
光が屈折することでレンズと同じ効果ががおこり、
遠くのものが近くに見えるというもの。
今回はこっちだったのかもしれません。
このように、自然現象などで天気を予測することを、
観天望気(かんてんぼうき)と言いますが、
ピタリと当てるには、もうちょっと知識と経験が必要なようです。