カヌーを漕ぐ櫂(かい)はパドルと言います。
よく、オールと言っているのを耳にしますが、
オールは船べりなどに支点を持ち、
ボートなどに使われるものです。
支点を持たず、漕ぎ手が保持するのはパドルです。
パドルの適正な長さは、
立てたとき肩から顎にグリップがくるもの。
小さい子供用のパドルもありますが、
120㎝ぐらいからしか市販されていません。
4~5歳の子供が持つには少し長すぎのようです。
そこで、佐竹ガイドが得意の木工技術でベイビーパドルを作成しました。
材料はタモの木。固くて水に強くカヌーの部品にぴったりの木です。
一本ずつ丁寧に削り出します。いよっ職人技!
あら仕上げが済みました。
このままでは肉厚で重たいので、ブレードなどを薄くしていき、仕上げにニスを塗ったら完成です。
ガイドも自分に合った長さと強さのパドルを使っています。
ガイドのパドルは私物なんです。
そのほうが手に馴染むし、カヌーコントロールがしやすいのです。
中川ガイドが新しいパドルを買ってきました。
ブレードが薄くて軽い!
使いやすくて疲れなさそうなパドルです。
注:パドルを持っているのは佐竹ガイドです。(笑)