『RAC水辺のファーストエイド講師養成会』に参加してきました。
場所は多摩川の一宮公園と川崎市黒川青少年野外活動センターです。
WMA(野外・災害救急法)のウィルダネス・ファーストエイドコースを水辺の活動に特化させた内容で、朝から晩まで2日間びっちりの講習を受けました。疲れた~~。
実技では、被害者役が血糊を使ったり、あざや顔色をメークしたり、細かい病状変化を迫真の演技で行ったりと、こちらがパニックになりそうな状況で行います。
<血が苦手な人は大変です>
しかし、頭が真っ白になりながらも、どう判断しどう動くべきか叩き込まれるので、身体が自然と動くようになりました。
「RAC水辺のFA」がどのような講座になるかはこれから協議するようですが、今回のWMA講習は、われわれのような自然の中で活動する者にとても役に立つと確信しました。
水辺の救急法で考えられる特徴として、
1、溺水、低体温、が多いと思われる。
2、PDF(ライフジャケット)、ヘルメット、ドライスーツ・ウエットスーツなどの装備・ウエアーをしているので、けがや出血の確認、CPR(心肺蘇生法)が行い辛い
などが考えられます。
これからも研鑚を積み、水辺でもきちんと機能するファーストエイドの確立を目指したいと思います。