倶知安町の小学4年生を対象に尻別川で「川の楽校」を実施しました。
小学校のすぐ近くを流れる尻別川。
どんな生き物が棲んでいるのか?子供たちは興味津々です。
川で活動するときは、必ずライフジャケットを着用しましょう。
安全についての啓蒙活動も目的の一つです。
暑くなって日本各地で川の事故が起きています。
特に子供たちの事故は聞くだけで胸が痛みます。
川で遊ぶときはライフジャケット。
浸透してほしいと願います。
川の危険について学習した後は、お待ちかねの生き物さがしです。
ただ眺めていただけでは何もいない川の中ですが、箱メガネでそっと覗いてみると。。
いるいる、小さい魚。
大きな石の裏には、水棲昆虫がいっぱいいる。
たくさんの生き物がいるとわかったら、捕まえてみよう。
しらない川の中の世界に子供たちはワクワク。
獲れた獲れた!!大はしゃぎの子供もいれば、じっくりと底を覗く子供、昆虫が気持ち悪くて網の中に手を入れられない子供もいます。
獲れた魚や昆虫は、水槽にいれて観察します。
何種類かの水棲昆虫と、魚が獲れました。
それぞれ特徴があり、大きさも様々です。
ところで、タモ網で捕まえられた魚しか、ここにはいないと思う?
すばしっこく警戒心の強い魚は、近づくと逃げてしまいます。
そこで、そういう魚は釣りで捕まえるのです。
たくさんの魚と昆虫を捕まえられることができました。
じっくり観察して、スケッチしたら、元の棲みかに帰してあげましょう。
いろいろ調べさせてくれてありがとう。
みんなが暮らす地域に、こんなに豊かな自然があることを誇りに思ってね。
それが我々の伝えたかったことです。