カヌーで下っていると、イワガラミがびっちり巻きついている樹を見つけました。
あまり派手な花ではないけど、たくさん咲くので遠くからでも目立ちます。
花びらみたいに見えるのは、「装飾花」といって虫にアピールするためとか。
本当の花は、真ん中にある小さい粒が集まったように見えるやつ。
これが受粉して種になります。
同じようなものにツルアジサイがあります。
ツルアジサイの装飾花は4枚、イワガラミは1枚です。
種になるとイワガラミはしぼんでしまって、枯れたススキのようになりますが、
ツルアジサイはパリッとして元気な感じです。
どちらも樹や岩にからみついて、高い場所に登って行きます。