この時期になると、道端にポツンとオオウバユリが立っているのが目立ちます。
笹のはえていない少し湿った日陰が好きなんだそうで、林の中でよく見かけます。
たまに道路脇の日当たりの良くないところでもみられ、NOC前の道路わきにも数株見つけることができました。
まわりのオオイタドリが倒れていても、しっかりと直立しています。茎が丈夫なんですね。
このカプセルのような形の花の中に、種がぎっしり詰まっています。
この根を(正確には鱗茎といって、地下にある茎です)春に採取し澱粉を取ることができます。
花は7月中旬ごろ咲き、そのころには葉(歯)が抜け落ちているので姥ユリと名づけられたそうです。北海道と本州中部以北に分布します。
オオウバユリ
2006年11月21日
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