鮭の遡上

秋のひとコマ・その2です。
尻別川の支流の目名川には鮭がたくさん遡上してきます!
120.6:320:240:0:0:sake-1:right:0:1:傷だらけの身体…:
126:320:240:0:0:sake-2:right:0:1:近づいても逃げる力もない鮭:
日本に遡上してくる鮭はシロザケという種類。英名はDog salmon。
3~4年かけてアラスカの方のベーリング海まで約8000kmも回遊して来て、その後生まれた川に戻り産卵を迎えてその一生を終えます。
気の遠くなる様な長旅をし、傷だらけになりながらも頑張って遡上する鮭達。子孫を残すために精一杯生きています。
身体の栄養分はイクラや白子にいき、抵抗力が落ちるので水カビで白くなってるし、遡上の際に身体が傷ついたり、♂同士の争いで身体はボロボロ。。
そんな鮭の姿を見ると、ただ感動します。
辺り一帯には産卵を終えて死に絶えた鮭や力尽きて死んでしまった鮭が横たわっています。でもすぐに鳥や他の生き物によって食べられ、分解されてまた自然に帰っていきます。そして川や大地を豊かにしていくのです。。
もう太古の昔から繰り返されてきた自然界の営みなんだな。
と、椎名誠の様に川の前でひとりでつぶやいていました。


鮭の遡上」への2件のフィードバック

  1. masa

    北海道には12年観光にきております。
    広大な風景&温泉&鮭の遡上などに
    見せられこの10月8日から一週間参りました。
    豊浦インデアン公園、尻別川の鮭も見られて満足。
    十勝、層雲峡の紅葉もグットでした。
    また来年の秋もお邪魔したいと思います。
    ニセコ附近で遡上が見られる処をお教え頂ければ幸甚です。

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