昔、アイヌの人々は尻別岳をピンネシリ、羊蹄山をマチネシリと呼んでいたらしい。
夫婦の山という意味で、ピンネシリは夫、マチネシリは妻の意味。
いままでピンとこなかったのだが、ある場所から二つの山を見ておおいに納得。
山の夫婦そのもの。
荒々しく立ちそびえる尻別岳に、後ろでよりそう羊蹄山。
そのように見えた。
でも実際は、高さも大きさも(厳しさも?)奥さんが上。
そんな関係って、ほとんどの夫婦にあてはまるのでは?!
まるで現代を予言したかのような名前のつけ方!アイヌの社会ではすでにカアチャンが強かったのか?
雌阿寒、雄阿寒にしろ女山がおおきい。
何100年たってもカアチャンにはかないませんな。
ピンネシリ マチネシリ
2006年09月30日
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