蘭越町のらぶちゃんホールとらんらん公園河岸で、
「第3回、子供の水辺安全講座」を実施しました。
清流尻別川の流域で暮らす小学生を対象に、
夏休みの中でも最も暑くなるこの時期、
川遊びなどの川での活動中に、
水難事故にあわないようにと3年前から行っています。
子供達には川での安全な活動方法や川の危険箇所、
川の特徴や流れを使った泳ぎ方などを学んでもらいました。
佐々木講師から、川で安全に活動するためのお話
南からは、川の危険箇所、川の流れの特徴と、
いざという時にどう対処すればいいか?
自分が流された場合、流された人を見かけた場合、
それぞれのシュチエーションで、
やってほしいこと、
やらない方がいいことなどをスライドで伝えました。
実際に川へ行き、座学で学んだ川の危険箇所を探します。
また、川の歩き方を実践。
川底がどれほど滑るのか?
水の押す力がどれほど強いのか?
を体感してもらいました。
また、インストラクターが川での安全な泳ぎ方、
スローロープを使った救助の仕方を実演。
子供達もちょっとだけ体験してみました。
人が掴まったロープに引っ張られて、
川に落ちそうになる子供も。
「助けるほうの安全が第一!決して無理をして自分が危ない目にあわないように。」
インストラクターの指導に、真剣にうなずく子供もいました。
毎年、この時期に増える川の水難事故。
特に小さな子供たちが犠牲になったニュースを聞くたび胸が痛みます。
そのほとんどの事故が、川についてもっと知識があれば防げたのでは?と思います。
川で遊ぶ子供達やその親が、川の危険をしっかり理解して、
痛ましい事故が少しでも無くなればと願わずにいれません。