先週、日高山脈の南端「アポイ岳」に行ってきました。
アポイ岳は花の名所として人気があり、アポイ固有種も多いという貴重な山です。
それは夏は霧が多く冬は積雪が少ないのと、かんらん岩という土壌との作用で、通常と異なる植物分布がある為です。
花の一番いい時期は過ぎていたのですが、それでも「エゾコウゾリナ」などの固有種などが咲いている姿を見ることができました。
810mの低い山ですが、太平洋の素晴らしい眺めと、いろいろな変わった植物があり楽しかったです。
(正直、固有種といってもそんな違いがわかるほどの眼は持っていないのですが・・・)
朝、8:30に登り始め、山頂に11:45 下山が15:30とのんびり山行でした。
花の写真を撮ったり、見たことのない樹木を調べたりしているので、朝一緒に出発した人と5合目ですれ違う、という牛歩ぶりです。でも、ニセコとは違う植生は興味大変深かったです。
行きの道中に静内の「アイヌ民族資料館」によりシャクシャイン像を眺め、アポイふもとのキャンプ場に前泊。
翌日アポイ岳登山。前日までのもやっとした天気がウソのように晴れてラッキーでした。
帰りはふもとの「アポイ山荘」の温泉にはいり、静内でラーメンを食べ、帰宅したのは夜10時半でした。
テレビを付け、「ハウルの動く城」を見逃したのを悟り、のんびりしすぎたと反省したのでありました。
アポイ岳
2006年07月24日
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