12月2日~12日まで、もうすぐ一歳になる長男をつれて鹿児島と大阪に里帰りしてきました。
さすがに鹿児島ではまだ、庭に花が咲き、キンカンの実がなりと、緑に溢れる風景です。
あいにく急に冷え込んだ時期で、風は冷たいでしたが、吹雪の北海道と比べると、なんだかほっとしますね。
実家の二階からは桜島が見えるんです。島といっても結構活発な活火山です。
昔は頻繁に噴火して大量の火山灰を降らせました。ひどいときは視界が2メートルぐらい、1センチほども積もるときもありました。
たまった灰を市が回収する〈灰の日〉というのもあったりしましたが、いまは噴火も落ち着いてほとんど降灰もないそうです。
噴火がなくなり生活もしやすくなったそうですが、昔の大迫力の噴火が鹿児島のイメージとして強く残っているのでなにか物足りない気もします。妻や息子に、あの光景を見せたかった・・・(住んでる人におこられますね、すいません。)
夜に大噴火したときは、火口から吹き出るマグマや斜面を下る溶岩がみえ、噴煙の中に稲妻が走りと、かなり大迫力でしたよ。噴火直後、窓ガラスが割れるのではと思うほど空気の振動が伝わるんです。
今思えば、洗濯物も外に干せないし夏は窓を開けれない(クーラーは高価だった時代なので)と大変でした。
南国のふるさと
2005年12月15日
コメントをどうぞ