羊蹄山初冠雪

昨日、とうとう初冠雪。紅葉もだんだん降りて来ました。冬が近づいていますね。
すっかり秋模様のニセコにも、まだタンポポが咲いています。今年の5月に行った「フットパス勉強会」のときも道端に咲いていました。(そのときは残雪がバックで写真に写っています。)なんとも長い開花時期ですね。
いま、NOC周辺には2種類のタンポポが咲いています。ひとつは「タンポポモドキ」、ブタナともいわれ開花時期は6月~9月。もう一種は「セイヨウタンポポ」で開花時期はなんと5月~10月!!
がんばってます。
これらはもともと日本にはなかった植物で、ヨーロッパ原産のタンポポです。もともとあるタンポポはすっかり姿を消し、今は帰化植物といわれる彼らが幅を利かせています。
ちなみに在来種(もともと自生していた種)の「エゾタンポポ」の開花時期は5月~6月。
いま、樹木、魚、動物と外来種の広がりが、在来種の脅威になっているそうです。海を越えてやってきたかれら、何か特別な能力を持っているようですね。
そういえばニセコでは人間界でも、海外の方がたくさん活躍されてます。最近は、不動産やスキー場経営まで幅広い活躍ぶり。あまり活発ではなかったヒラフ地区の経済活動が、彼らのおかげで活性化しているようです。
僕たちもがんばらなくっちゃね!
ところで、イギリスやアメリカでは日本の笹が広がり問題になってるそうですよ。
70.8:320:240:0:0:DSCN2472.JPG:right:1:1:これは「タンポポモドキ」。この時期、「セイヨウタンポポ」との見分け方は簡単。葉っぱを触って、毛があるのは「タンポポモドキ」、なかったら「セイヨウタンポポ」。:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です