今日はキツネです。
車で走っていると、路肩にキツネを発見。轢いてしまわないようにゆっくり走ると、逆に、車に寄って来るではありませんか。
危なっかしいのでほとんど止まる速度になると、運転席の横で待機。まるで、窓が開いて、餌がもらえるのを待っているようです。
いわゆる「観光ギツネ」です。
餌を与える人が後を絶たないのでしょう。ずーっとこちらを見つめ続ける眼が、とても悲しく見えました。
人間の与える餌が原因の一つとなり、キツネ界では疥癬(かいせん)病という病気がはやり、毛が抜け落ちて陰で死んでいってます。
このキツネも、観光客の減る、雪深い、厳しい冬がやってきたら生きていけるのでしょうか?
人間によってくるキツネはかわいく見えるかもしれませんが、野生動物としては悲しい姿だと思って欲しいと思います。
観察旅行 その7
2005年07月24日
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